空と山と暮らし

パラグライダーと山歩きの記録、ときどき家と暮らし。

立山で雪山歩き

2022年11月12日~13日に立山に行きました。雪山シーズンが始まり、真っ白雷鳥にも会うことができましたので、今回はその記録を。

─ 目次 ─

ロケーション

立山富山県中新川郡立山町にあり、中部山岳国立公園に属しています。今回は立山三山のうち、浄土山、雄山に登りました。

扇沢~室堂

室堂までは長野県側から立山黒部アルペンルートで入ります。通常は大人往復9,470円ですが、11月は「全国キャンペーンWEBきっぷ」で8,500円で来られ、少しお得でした。室堂に着くと、いきなりの絶景雪山がお迎え。写真は「みくりが池」越しの雄山。今日登る山です。

今回の目標の一つが「雷鳥と出会うこと」にしていたのですが、みくりが池でいきなり雷鳥に遭遇!遠目でしたが、冬の真っ白な雷鳥に出会うことができました。

室堂~一の越

既に雪山のシーズンですが、トレースがバッチリでとても歩きやすいです。一の越まではアイゼン無しのツボ足で来られました。下の写真の真ん中あたりに見える小屋が一の越で、その左側からが雄山への登りが始まります。ここまで緩い登りでした。

一の越~雄山

雄山への登りは急坂になります。途中でアイゼンを付けながら登っていくと、山頂に神社と祠がありました。風化してシルバーグレーになった鳥居が青空に映えますね。

ちょうど12時になり雄山で昼食。下の写真は今年ゲットした矩形のチタンコッヘル。四角いサッポロ一番の袋ラーメンとバーナーをコッヘル内に入れて持ち運べるし、茹でるときも形がピッタリで、サッポロ一番好きに最高のコッヘルなのです。今日のラーメンも美味しかった。

食事の後は雄山の次の大汝山まで行きます。写真の右側の峰ですね。このルートは岩と雪のミックスで、アイゼンを履いたままだと少し歩きにくい箇所があったり。でも、怖い所は特にありませんでした。

大汝山まで行ったところで宿時間のタイムアップになりましたので、引き返します。

大汝山~雷鳥

一の越までは登った道を引き返し、その先は雷鳥沢キャンプ場を経由して宿へ。途中にあった池塘には雪の雄山が綺麗に写っていました。

今回の宿の雷鳥荘に着いたら談話室の暖炉で一休み。久々に少しビールをもらいました。疲れた後の炭酸が美味しい。

そして夕ご飯・・・山小屋とは思えない豪華な食事に驚き。とても美味しかったです。その後の温泉も最高。

今回泊まる部屋は山小屋あるあるの雑魚寝ではなく、なんと個室でした。その部屋から手抜きの星空撮影。三脚が無い状況で、なんとかブレが少なく撮れた…かな?

室堂~浄土山

2日目は雨予報。天気が悪ければ観光でも良いかなと思っていたのですが・・・朝起きて外に出てみると思ったより天気が良さそう。かなり風は強かったのですが、今日もピークをとりに浄土山へ。雲がちでしたが、途中に青空も少し見えるコンディションでした。

下山後は再び温泉へ。じつは雷鳥荘で泊まった人は、チェックアウトした後でも自由に温泉に入れるのです。なんと素晴らしいシステム!

温泉でゆっくりした後は、残念ながら雨が降ってきてしまいましたので、お土産を購入して黒部ダム見学もほどほどに駐車場へ。

・・・!? 駐車場を猿が占拠してます。10匹ほどの群れでしたが、特に襲われることなく無事に通してもらえました。

今回は既に温泉に入っていますので、帰路は道の駅で野菜をゲットしたりしてそのまま帰宅。歩いた距離は短めでしたが今シーズン初の雪山を堪能できました。やっぱ、雪山いいな~。


今回の山の詳細記録はこちら。

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