2022年12月30日に今年の登り納めとして笠取山に行きました。今回はその記録を。
─ 目次 ─
ロケーション
笠取山は山梨県甲州市の奥秩父の山で、山頂や稜線は埼玉県と接しています。標高1,953mの低山ですが、稜線からの眺望が良く、富士山の見晴らしもある山です。
作場平~笠取小屋
作場平登山口からの登りは橋など整備された歩きやすい雪道で、駐車場から約1時間で笠取小屋に到着。快晴の冬晴れです。
小屋は閉まっていますがテント場は年末も使用可能で、2張りのテントが設営されていました。笠取小屋の水場は半分凍っていましたが、水は枯れておらず十分使える状態です。駐車場からのアプローチも良く非常に使いやすいテント場の印象で、ここはいつか泊まってみたいですね。
分水嶺
小屋から15分程歩くと、分水嶺の丘に出ます。丘の頂上には三角柱があり、3つの面それぞれに川の名前が書いてあるのですが、この柱の北側に落ちた雨は荒川へ、南側は多摩川へ、西側は富士川に流れていきます。身近な3つの川の分水がこんな奥地の山にあるというのも不思議なものです。
笠取山へ
分水嶺から目的地の笠取山の山頂まで見通せます。頂上まで急な直登という分かりやすさ。雪の中を一歩ずつ進みます。
山頂に着くと広大な眺望が待っています。
東峰は木々が少なく、西には真っ白な南アルプスも見ることができました。そして南には富士山。笠取山、よい山です。
源流の道
笠取山からの下山は凍結した車道を避けるため、源流の道という山道のループコースを選択しました。このルートも雪道がメインですが、不思議な紐状の苔(?)があったり、
うろこ状になった氷の壁があったり。
自然を楽しみながら散策できるルートでした。途中には富士山の見えるベンチもあり、そこで昼食です。温かいラーメンが美味しい。
そのあとは真っすぐ駐車場まで下山。無事に登り納めを終えることができました。
温泉へ
帰りは奥多摩ルートで道の駅たばやまに併設された丹波山温泉「のめこい湯」 に寄りました。900円とお値段高めですが、サウナもあってゆっくりできる良い温泉です。
さて、2022年の週末は家づくりに時間をとられがちでしたが、2023年はそれも終わり3月から新居の暮らしが始まる予定です。山と空をゆっくり楽しめる年になるといいな。
今回の山の詳細記録はこちら。