今回は注文住宅 - ローコストハウスメーカーで冬暖かく夏涼しい家を建ててみるシリーズです。
前回の気密測定後も年末年始など隔週で建築中の家を訪問し、家が徐々に仕上がっていくことに嬉々としているのですが、年を越して気づいたらあと2か月で引き渡し(予定)です。積み残したカーテン決定も引っ越しまでに済ませておきたいので、あまり悠長にしていられません。ということで、今回はそのカーテンの検討のことを。
─ 目次 ─
カーテンの調達
カーテンはハウスメーカさん紹介のジアスさんを昨年に訪問し、見積もりもしたのですが相場よりやや高め、というか割引(ポイント等)が全く無かったです。カーテンは東京ゼロエミ等の補助金の事前設置条件ではありませんので、引き渡し後に自分で取付もOK。ということで、自前で安価に調達してDIYで取付することにしました。
カーテンの場所と種類
家の窓は、隣家がある箇所は板ガラスにしてありカーテン不要な窓も多いため、検討しているのは以下7ヵ所。そして薄字の3ヵ所は住んでから調整のため、すぐに取り付けるのは4ヵ所だけになります。
今回外窓に付けるのはNo.1, 5の2ヵ所ですが、いずれも電動シャッター付き窓ですので夜間に視線を完全カットするための遮光カーテンは必要ありません。このため、いずれもレースカーテンのみ設置の予定です。ダブルLow-Eトリプル窓ですと日中の外からの光は反射して室内が見えにくくなりますので、UVカットは欲しいですがレースの遮光性は低くても大丈夫です。どちらかというと、夜間にシャッターを閉めた時にシャッター裏面が直見えにならないお洒落レースが良いかなと考えています。
一方、仕切りとして使うNo,2, 6は目隠しが目的になりますので、ある程度の遮光性も持たせた生地が必要です。加えてデザイン性を重視したカーテンにしたいと考えています。
リーズナブルなカーテンを求めて
最近はカーテンもネットがお安いですが、やはり生地感は実物で見たいです。ネットでもサンプルを送付してもらえるところがありますが、小さなサンプルですとどうしてもイメージがつきにくい。ということで、いくつかお店を周ってみることにしました。
既にジアスさんと地元静岡のオーダカーテンのお店は昨年行きましたが、今回は追加で以下3社にリーズナブルなカーテンを求めて訪問してみました。
・びっくりカーテン
・カーテン・じゅうたん王国
・ニトリ
びっくりカーテンはネット販売のお店ですが、吉祥寺にリアル店舗があり、現物を見ることができます。店舗で購入する場合も、タブレットでネット手続きする変わった(今どきの?)お店です。
お伺いしてみると、入口でスリッパに履き替えたあとは、所狭しと並べられたカーテンを自由に見ることができるスタイルでした。店員さんも多くて聞きたいことがあれば直ぐに尋ねられるものの、話しかけるまではフリーというのが気兼ねなくて良いです。なお、お店の中にはいろんなタイプの窓が用意されており、そのレールに気になったカーテンをかけて光の当たり具合を見たり裏からチェックができます。このあたりは実店舗ならでは。来てよかったです。
次はカーテン・じゅうたん王国、これは全国チェーンですので、簡単に。
こちらも自由にカーテンを見られます。窓にかけたりとかはできませんが、大きな実物のカーテンを見られるのが良いですね。メーカ品のロールスクリーンやプリーツスクリーンの50%オフを実施していました。ハウスメーカさん指定のジアスさんよりもお得です。
最後はニトリ。改めて説明するまでもない有名店ですね。カーテンも充実しています。
安価な既製品は今までで一番安いですが、メーカ品ですと値引きはそれほどでもない状況でした。既製品で合うものがある場合は安価でコスパ良いです。
気になったカーテンは
■No.1 掃出し窓レース
この窓にはシャッターがありますので、夜間を想定した完全な遮光は不要です。そこで遮光性はあまり気にせず、機能性よりもお洒落さ優先で検討です。カーテン王国さんでレースカーテンを見回って一番気に入ったのがオーナメント柄のレースカーテン。
カーテン下もデザインカットされていて、なかなかお洒落です。ただ、サイズが大きい場所のためお値段も高めで2枚で約5万円。想定より高いですが・・・カッコイイんだよな~。
■No.2 LDK/畳スペース仕切り ロールカーテン
この場所はLDKからと畳スペースからの両方からカーテンを見ることになりますので、両面がデザインされたロールカーテンが良いかなと思います。びっくりカーテンさんで「ハギノユラギ」というピッタリなロールカーテンを見つけました。
こちらなら和の畳スペースにも合いますし、模様も強すぎずなかなか良いです。畳スペースを来客時に仕切るためのものですが、2.75P巾の全体を1枚のスクリーンで上げ下げすると、ちょっとした通り抜けが難しいため、2つに分けて設置しようと考えています。お見積りは2.7万+3.9万で計6.6万円。2つに分けると合間に隙間ができてしまうので、そこがちょっと気がかり。
もう1つ、これは両面デザインにはならないのですが、「レインフォレスト」というインパクトのあるカーテンも面白そう。白色の箇所も艶があってとても良いのです。
畳スペースですとシェードになりますが、緑の雰囲気が畳とも調和しそうで、インパクトも凄い。ちょっと絵が強すぎるかもですが、たまに使うところですし冒険しても良いかなと考えています。こちらにするなら使い勝手は落ちますが、分割せずに1枚の絵として見えるようにしたいところ。シェードのお見積りは3.1万円。もしかしたら、後のNo.6の位置につけてみるのも良いかもしれません。
■No.5 2nd-L引き違い レースカーテン
こちらは2Fで視線がほぼ気にならない場所のため、レースのみの設置を予定しています。次の腰壁とセットでボタニカルなもので検討していて、下の「カスミソウレース」が良さそう。
この掃き出し窓は約1P(91cm)が吹き抜けにかかっていますので、左右の開きは片側が操作しにくく、全体を上げ下げできるシェードレースにする予定です。シェードのお見積り2.7万円。
■No.6 2nd-L/吹き抜け仕切り シェード
こちらは、吹き抜けの腰壁の上の開口部を閉めて目隠しするためのもので、1F畳スペース同様に来客時の使用を想定しています。3mを越える幅広の腰壁になりますので、閉じたときに綺麗な柄が出るものが良いかなと考えていて、下のアイビーグレースが気に入りました。
天井からアイビーが垂れ下がっている見え方になり、ちょうど腰壁の高さに絵が収まるフィット感が良いです。写真だと分かりにくいのですが、白色の生地部分に僅かな光沢があり質感がとても良いです。お見積り3.1万円。シェードにすると絵がしっかり出ますし、来客時だけ使うのはもったいないかな。
カバーセパレートタイプ
家に帰り再整理していると、面白い商品がありました。それが「カバーセパレートタイプ」のロールカーテン。
来客時に畳スペースを仕切るロールカーテンは、人が通る場所だけ分けられると良いなと考えています。そこで今まではロールカーテンを2つ並べて取り付けることを考えていましたが、上の商品は1つのロールカーテンを分割でき、間の隙間部分が小さくなっています。これなら通る所だけ上げておくような使い方もできる上に、お値段は2本分より価格を抑えめにできます。こちらも実物を見に行ってみたいです。
ただ、そんなことをしているとあっという間に引っ越しです。もう少し検討が続きそうですが、そろそろ決めにいかないと。
家を建ててみるシリーズ㉑へ続く
ひとつ前の家を建ててみるシリーズ⑲の記事はこちら。
家を建ててみるブログのシリーズ初回。