今回は2月から開始した夏野菜の育成シリーズの第9回です。前回の育成記事はコチラ↓
9月は山行などのイベントが想定外に多く、夏野菜シリーズの更新が月末ギリギリになってしまいました。一応、毎朝の収穫時に写真を撮っていましたので、それを使ってサクッと育成記録をまとめてみます。
─ 目次 ─
一坪菜園の育成状況
9月に入って夜が涼しくなるとともに、終盤を迎えた夏野菜たちが出始めました。まずミニトマトは水耕栽培のみ残して、庭のトマトは完全終了しました。庭トマトも大きく育ってくれたのですが、ベランダで液肥管理した水耕栽培のトマトの方が圧倒的に美味しく、虫の被害も無かったため、来年のミニトマトは水耕栽培のみでトライしようと考えています。
次に終わりそうなのがキュウリ。2苗のうち開始が早かった1苗は既に終了し、今は残った1苗になりました。
7-8月は毎日食べきれない量が採れて、知人へお裾分けしたのが懐かしいです。秋冬野菜への切り替え準備もありますので、10月前半には見切って全て終了の予定です。
ミニトマトが無くなった代わりに陣地を広げているのがオクラ。今までトマトが茂っていた北東域の制空権を獲得して、大きな葉っぱを伸ばしています。
葉っぱが大きくなって目立ち始めたせいか、ハマキムシ(ワタノメイガ)も増えてきました。オクラの根本に写った1mm程の透明な粒が卵ではと警戒したのですが、これはオクラが作るムチンという糖で卵ではなかったです。(洗い流そうとしてしまった…)
ハマキムシは、見かけたら取る方法で様子見です。
緑オクラは背丈が身長を超えましたので、低い脇芽を放置し始めています。この脇芽が成長して収穫が継続できると嬉しいです。
赤オクラは5本の密植栽培でまだ身長を超えていませんので、脇芽は伸ばさず育成中です。
密植にすると1苗ごとゆっくり育ちトータルの収穫量はあまり変わらないと考えていましたが、1本単独苗の2~3倍位は採れている状況です。さすがに5倍にはならないですが、一坪菜園では苗育成の手間より土地の有効活用の方がメリットありますので、来年は全部のオクラを密植栽培にする予定です。
ナスは一枝一果法の4本仕立てのため、更新剪定せず継続して収穫を続けています。
白ナスはでっぷりと、
黒ナスは長細く、
食べる時も2種類を楽しめますので、白・黒の2ナスを植えて正解だったと思います。
なお、秋分の日を過ぎて昼より夜が長くなり始めてから、暑いのが好きなナスの勢いが落ちてきました。継続して収穫できるよう、剪定に気を付けてもうひと粘りですね。
ナスの横に植えた万願寺トウガラシは、突然しおれ始めてしまいました。青枯れ病かもと思い、他に移るのを防ぐため根っこを抜いてみたところ、異様に軽い!? というか、ほぼ根が無く、なんとコガネムシの幼虫が4匹出てきました。これが原因か・・・。畝にマルチを敷いていますが、万願寺トウガラシはマルチの端っこなので、防御が弱かったのかもしれません。ということで、残った万願寺トウガラシの実を全て収穫して、終了です。
ラストはピーマン。夏に暑さで停滞気味でしたが、9月に入って実がたくさん着くようになりました。
実を付けすぎて1つ1つの実が小さい気がしますが、おひたしで食べる分にはちょうど良いサイズですので、4本仕立てのまま進行中です。
以上、一坪菜園の状況でした。
終わった夏野菜の空き地は、伸び放題だった2年生キウイを剪定して蔦・葉を土にすき込み、カルス NC-Rで土づくりを始めています。カルスNC-Rは一時期売り切れていましたが、ご近所のホームセンターで大量に販売されるようになりました。
まだ家にカルスの残りがありますが、この状況なら使い切ってもすぐ補充ができるので助かります。10月になったら、冬野菜に向けて準備を本格化させていきます。
水耕栽培トマトの状況
ベランダ水耕栽培は、やりすぎだった16本仕立てを見直して、今は3本仕立てで再生中です。が、やはり初夏のような勢いがありません。
かなりスカスカになってしまいましたが、ベランダは秋冬野菜の準備が不要なので、育つ限り半放置でのんびり継続しようと思います。
庭のオレンジアイコから摘み取った脇芽は、冬に向けて室内で再生中です。前回の8月育成では脇芽の背丈が30cmほどでしたが、今では根も伸びて背丈が1mを超え花も咲きました。
室内ですとミツバチが入れませんので、花弁に電動歯ブラシの振動技をかけたりトマトトーンも試しています。
無事に実がついて一安心です。10月に収穫できると嬉しいです。
おまけ (観葉植物)
今まで大きな変化がなかった観葉植物ですが、こちらは9月に植え替えをしました。
まずサンスベリアは、左の「マライカ」と中央の「フォーク」の鉢分けをしました。
いままで1つの鉢で2種を育てていましたが、1年経たずに窮屈になってしまいましたので、最初から2鉢でやっておけばよかったです。植え替え後は成長が止まったように見えていますが、根が活着したらまた伸びてくれると期待しています。
多肉植物も脇芽が出てきて、鉢も狭くなってきてしまいましたので、1サイズ大きな鉢に移植して様子見です。
一番左の「五重塔」とその右の「エメラルドフラッシュ」の脇芽は摘み取って、古い鉢に土を入れて葉を差してみました。
根っこが出ていない状態のまま土に押し込んだだけですが・・・コレで行けるのか? まぁ、しばらく様子見してみましょう。
以上、9月状況でした。
室内の水耕栽培は、もはや夏野菜でない気もしますので、10月~11月に庭の野菜が終わったら夏野菜シリーズを一区切りつけようと思います。ということで、もう少しだけ野菜たちの育成を観察・記録していきます。
夏野菜の育成シリーズ⑩に続く。