今回は2月から開始した夏野菜の育成シリーズの10回です。前回の育成記事はコチラ↓
9ヵ月間に渡って続けた「夏野菜'24シリーズ」の完結になります。
─ 目次 ─
一坪菜園の育成状況
9月に1苗を撤収したキュウリですが、残りの1苗も10月頭に最後の収穫をして、秋野菜に向けて撤収しました。
ラストは少し細いキュウリになりましたが、今年も豊富な収穫に感謝です。
オクラは先月から脇芽を伸ばし始めましたが、10月に入ると小さ目のオクラが増えてきてしまいまして、秋野菜に向けて潔く10月20日に撤収しました。
オクラの脇芽を伸ばし始めるのが少し遅かったかもと反省です。来年は、8月末頃から脇芽を放置して育ててみようと思います。
ナスもオクラと同じく、秋野菜に向けて撤収です。
9月までは艶々だった白ナスも、やはり疲れが見えてきまして、10月20日に大小6個を収穫して終わりにしました。今年は白ナスが特に元気で、来年も白ナスを育成予定です。
ラストのピーマンは、菜園の端っこで育てていて秋野菜に影響が少ないのと、手間がかからないため、継続して育成中の夏野菜になります。実を放置すると赤くなると聞き、赤ピーマンも育てたりしています。
ピーマンは多くの実を成らせたまま半放置できるため、夕食で必要な分を都度収穫するスタイルです。昨日BBQ会をしたのですが、放置した実から人数分を当日収穫して焼きピーマンで食すという地産地消ができまして、つくづく便利な野菜です。ピーマンは11月まで放任で引っ張って、採れなくなったところで終了予定です。
さて、ピーマンが残っている状況ですが、今年を振り返って来年の検討をしてみました。
- キュウリ:今年と同じ2苗で育成。7月の過収穫を少しでも抑制するため、今年以上に2苗のラグを増やして(1ヵ月以上空けて)スタートする。
- オクラ:成長が遅い密植栽培(3~5本まとめ)のみで育てる。家庭菜園は長旅で家を空ける事も多いので、1本仕立てと比べて固くなりにくい密植栽培が良い。
- ナス:今年同様に白ナスx1、黒ナスx1で育成予定だが、トマトを減らして3苗も検討。
- ピーマン:今年と同じくピーマン1苗、+万願寺トウガラシで育成予定。
- ミニトマト:一坪菜園では育てず、全て水耕栽培にする。(水耕栽培は美味しさが段違い)
- カボチャ:今年はプランタ栽培で収穫x1だった。来年は地植えで育成予定。
とりあえず、収穫が終わった野菜エリアは残渣にカルス NC-Rをふりかけて養生中です。
来年の夏は、夏野菜'25シリーズとして育成記事を書こうと思います。
水耕栽培トマトの状況
ミニトマトはとんでもないミスをしておりまして、一坪菜園のオレンジアイコの脇芽を育てていたつもりが、実は「あまぷる」の脇芽だったという・・・。夏の一坪菜園が千果・あまぷる・オレンジアイコの密集状況だったとはいえ、まさか折る茎を見間違えるとは。
改めて花を見ても違いが分かりません。茎の根元から丁寧に追えば間違えなかったはずで、脇芽を摘むときに気づくべきでした。
10月に入り背丈がサッシを超えましたが、育成の調子があまり良くなく、別のミニトマトにスイッチして再育成する見込みです。
今後の水耕栽培トマトは、種を撒く時期を1-2か月ずつずらして時間差で平行育成してみます。
我が家はいわゆる断熱等級6.5の高気密高断熱住宅で、家全体が室温22-25℃/湿度40-60%で安定しています。また、2階の南東面には日射取得型の窓を設置しており、遮蔽を外せば光飽和点が高いトマトでも大きく育つ事をテスト済みです。つまり、窓際の室内ならトマト原産地のアンデス高原に近いコンデションを夏/冬で作れるはず。ということで、トマトの長期安定収穫を狙ってみたいと思います。
おまけ (観葉植物)
サンスベリアは、鉢分けした「マライカ」と「フォーク」が根付いてくれました。
写真左から、マライカ、フォーク、ノーマルのサンスベリアです。パッと見は大きな変化はないですが、よくみえると少し背が伸びていまして、ひと安心です。
多肉植物はサンスベリア以上に動きがないですが、こちらも9月の移植後に枯れずに育っています。分離した脇芽も今のところ順調に根付いていまして、長い目で観察していこうと思います。
ちなみに10月26日にパラグライダーで朝霧に行った際、道の駅に寄って一番右のリトープス「白花黄紫勲」をゲットしまして、10月からは多肉植物5種を育成中です。
さいごに
今年の夏野菜は一旦ここで一区切りになります。
秋以降はブロッコリ、カリフラワ、キャベツ、玉ねぎ、大根、カブ、ニンジン、ほか葉モノを細々と実施予定です。冬野菜は変化が遅いので、毎月の野菜シリーズの記事は書かず、水耕栽培トマトや観葉植物の変化に合わせて記録していこうと思います。
【夏野菜'24シリーズ 全10話】