12月29日~30日に今シーズン初の雪山登山に行きました。1日目の稜線は強風で、燕山荘に着いた後は引きこもり状態。最高峰の燕岳は2日目に登る山歩きになりました。今回、新たな星空用レンズも導入しましたので、そのことも記録しておきます。
─ 目次 ─
ロケーション
燕岳は長野県大町市と安曇野市の境界にある標高2,763mの山です。夏季であれば登山口の中房温泉まで車で来られるのですが、冬季は槍ヶ岳矢村線の車ゲートが閉じられるため、登山口から12km下った有明神社登山者用駐車場から登る必要があります。
ちなみに今回のルートは2日間で約40km、獲得高度3.2kmのロングコースになるため、前日の夜10時に東京を出発して、朝3時に神社発という早めスタートにしています。
山の話の前に
2ヶ月前の朝日連峰で、天文にメチャ詳しい友人に銀河とか教えてもらったのですが、
その時に、今の星空用レンズは写せる範囲が小さくてイマイチだなーという思いがありました。そこで、思い切ってニューレンズを購入してしまったのです!
10月以降は宿泊登山がなかったため、今回がこのレンズの初陣でもあります。広範囲の星がキレイに撮れるか、挑戦の登山にもなりました。
有明神社~燕山荘
宮城ゲートは11/29~4/18まで全面通行止めです。

中房温泉に宿泊される方も、この12km(標高差900m)を歩かなければなりません。初手から大変だ。
その12kmを登り終えた後は、もちろんお手軽という訳ではなく、むしろ北アルプス3大急登の1つ合戦尾根を登ることになります。今回は全体的に写真が多めなので、前半はバッサリカットしました。
で、燕山荘に到着。

見事に真っ白ですね。12/29のてんくら天気予報は風速20m/s 以上のC判定でしたので、稜線で飛ばされかけたことにも納得がいきます。無事に到着できて良かった。
燕山荘:1日目
燕山荘にチェックインして寝床を案内して頂いたら、荷物を置いて昼ご飯。念願だった燕山荘のカレーとケーキセットを頂きました。

外の吹雪が信じられないくらい穏やかな屋内です。ケーキ、美味しい。
その後は宿の散策や明日の登頂の準備をしました。また、車に置き忘れたサングラスも小屋の売店で無事に調達できました。
そして夕食を頂きながら、燕山荘グループ代表の赤沼さんのお話を聞きます。

明日の天気は、晴れとのこと。期待大です。
燕山荘:2日目早朝
まずは朝2時に起きて新レンズで星空撮影を開始です。昨日までの吹雪が収まって快晴の星空!

まずは目の前の燕岳。
振り返って、燕山荘を撮影。右手に大きな雪だるまがありますね。

さすがにマイクロフォーサーズで7.5mmだと、もはや魚眼レンズに近く湾曲していますが、そこまで違和感なく撮影できました。
安曇野の夜景。


撮影中は槍ヶ岳が写っていることに気づかなかったのですが、見返すと左端に槍の穂先が写っていました。これも、広範囲を切り取れる広角レンズの良さですね。
が、さすが厳冬期で寒さが尋常ではない。ひとしきり撮影を終えたら、急いで布団に舞い戻ったのでした。
燕山荘:2日目ご来光
朝6時に朝食を頂き体を暖めたところで、再び外へ。

(レンズは戻しています)
今回の初富士が見られました。天気も良く、これはご来光に期待です。

周りの山も赤くなってきました。槍もほんのり赤らんでいます。

そして、日の出。日射が暖かい・・・

燕岳も真っ赤になりました。

良く見ると、既に団体さんが山頂を目指して進んでいますね。早い。
我々は一度小屋に戻り、お湯を沸かしたり1時間ほどまったりしてから出発しました。
燕岳
では、山頂に向かいましょう。途中で雲が増えた時間もありましたが、山頂に向かっているとうまい具合に晴れ間が戻ってきてくれました。

燕岳の山頂もあと少し。

この最後の急登を慎重に登っていくと・・・

着いたー!!

マジ来てよかった。
イルカ石と槍ヶ岳のペアも撮れました。

ん? 燕に来たのに、槍の写真の方が多いな…
そして再び燕山荘へ。さらに1時間ほどまったりして、遅め10:30に下山開始です。

燕山荘~有明神社
稜線は強風ですが、下山ルートにトレースがしっかり残っていて助かります。

名残惜しいなぁ

見納めの槍ヶ岳。

では、下山。稜線より下がると風が一気に収まり、おだやかな山歩きになりました。

12時を過ぎたので、第1ベンチで昼ご飯のラーメン。美味しい。

その後、12kmの林道を歩いて有明神社まで帰還したのでした。
おまけ
夕食は、松本方向に来たときの定番「ステーキハウス バイソン」が臨時休業だったため、有明神社からご近所の「焼肉食堂ふーさん」へ。
一通りのお肉を頼んだのですが、私的にはサシがきめ細かい黒毛和牛カルビが美味しかったです。

ただ、これは油っこいのが苦手な妻には強すぎだったようです。代わりというか、珍しい「和牛レバーしゃぶ」があってよかった。
それにしても登山後のお肉は、やっぱり別格ですね。
そして、帰りの温泉は、これまたご近所の「安曇野しゃくなげの湯」へ。ここはお風呂の種類が多く、サウナ付きで600円/人という高コスパな温泉でした。
説明によると、中房渓谷の源泉(69℃)をここまで引いて、それでも湯温55℃以上を維持とのこと。そういえば中房温泉と有明神社の往復時に、マンホールから湯気が出て周りの雪が融けてた場所が何か所もありました。なるほど、これだったか。
さて、今シーズンの雪山は始まったばかり。次はどこに行こうかな。
今回の山歩きの詳細記録はこちら。
