空と山と暮らし

パラグライダーと山歩きの記録、ときどき家と暮らし

新居2年点検と土地選びの振り返り

我が家は来月に新居3年目を迎えるのですが、年度末は多忙が予想されますので、少しフライングして2月に2年点検を実施しました。その時に、いつもの保守員さんと土地活用の話題が出ましたので、今回のブログ記事は点検結果に加えて、2年間住んでみての土地の振り返りもしてみます。

─ 目次 ─

住宅の定期点検

我が家は2023年3月に新居に引っ越しましたので、今は1年11ヵ月目です。本来は2年経った3月に点検するのが良いですが、そこは忙しくなりそうな年度末。とは言っても、忙しいからと放置するわけにはいきません。家を長持ちさせるための、大切な点検ですからね。

加えて、長期優良住宅は税金控除が手厚いのですが、定期点検を怠ると認定が解除される事もあります。まぁ10年放置しなければ良いのですが、定期的に実施すべきですね。

そんな中、ヤマト住建から「2月以降なら点検できます」と連絡があり、早めの2年点検を実施してもらいました。

 

定期点検については、1年前にも記事にしています。

前回記事の概要:

・全体として大きな問題なし。
 トイレのクロス入隅が少し開いており1か所補修。
・点検は1時間ほどで、それ以上にDIY話で盛り上がる。
・1年過ごした年間光熱費も公開。
 前年度(平屋賃貸)の18.5万円→7.8万円へ10.6万円減(57%OFF)だった。

1年点検の時は、保守員さんから内装の傷みが非常に少ないと驚かれました。
我が家はピアノの保全のために夏冬を通して家全体の温湿度を安定化させていて、それが内装の劣化防止にも効いたと想定しています。
ヤマト住建で建てれば、いわゆる高気密高断熱の家になりますが、温湿度の管理は住む人に依存します。このあたりは、暮らし方によって差が出る所なのでしょう。

 

さて、それから1年たち再び点検を迎えたわけですが、今回の結果は「指摘ゼロ」でした。よかった。
これも、継続して安定した温湿度をキープしているからだと思います。昼休みにモニタを見たら、床下以外の室内は湿度50%±3%に収まっていました。

 ↑ 湿度は、真冬でもお風呂のお湯貯め&風呂CFモドキなど駆使して、今のところ加湿器なしで良い塩梅です。温度は、エアコン1台を朝晩だけ動かして維持しています。

ピアノの保全だけでなく、生活もとても楽なので、今後もこの暮らしを続けます。

定番のDIY

さて、2年点検はサクッと終わったのですが、1年間でDIY家具が増えていますので、必然的に保守員さんとDIYの話に花が咲くことになります。
1年点検の後は、床材に合わせてカバ桜で組んだ格子の壁付け収納棚なんかを製作したのですが、「えっ? この棚ウチ作ってたっけ」というテンプレの突っ込みから、「このワンタッチ棚受けイイね~」と細かい作りのお話まで、昨年同様に点検よりこっちの話の方が長いくらい。

そのDIY談義に加えて、今年は点検で2ndリビングに上がった時、植物のお話も盛り上がったのでした。

水耕栽培の話

植物といっても、外構ネタ定番のシンボルツリー的な話ではなく、野菜の栽培です。
昨年3月も種から育苗中だったのですが、せいぜい背丈20cm程度の苗で目立ちませんでした。
それが今は、高気密高断熱が家中の温度を維持しやすいというメリットを活かして、秋から窓際で本格的に野菜の水耕栽培をしています。

 

保守員さんも、まさか厳冬期2月の部屋で夏野菜のミニトマトが実っているとは想定していなかったようで、「えっ…?」と絶句されていました。(点検の邪魔だった可能性もある)

「コレ、なんかすごい茂ってますけど・・・冬にこんなに育つものですか?」

 

「はい。暖かい家を建てて頂いたお陰で、真冬でもスクスク育ってくれてます。
 ほぼ毎晩サラダにトマトを入れるんですけど、今年はお店で買ってないですよ」

 

「え、そんなに採れるんですか。どうなってるんですか?」

 

「普通の1本仕立ては収穫量が少ないし、まっすぐ天井につくと育成が弱るんです。

 だから室内用に低めの3本螺旋仕立てにしています。

 これを2ヵ月シフトで2セット育てて収穫してます。」

 

「あぁ、それで発泡スチロールが2箱並んでるんですね」

「ええ。角上魚類で買い物したスチロールを再利用してます。

 それに水と肥料を入れて水耕栽培で育てるんです。

 室内だから虫も来ないし、夏に庭で栽培するよりお手軽ですよ」

 

「肥料って、どうしてます?」

 

「粉末ハイポネックスを使ってます。

 育成段階で最適濃度が変わるので、ECメータで濃度チェックしてますね」

 

「あぁ、これがECメータ」

 

「はい。育て始めは1,000 μS/cmくらいにして、育つにつれて濃度を上げます。

 実が成り始めたら2,500 μS/cmにするとメチャ甘いトマトができますよ。」

 

「この空気ブクブクは酸素の供給ですか?」

 

「えぇ。トマトは根腐れの予防と肥料循環のためにポンプを入れてます。

 こっちのレタスやルッコラなんかはポンプ無しでも根っこ大丈夫です」

「サラダ系も複数苗をシフト栽培して、夕食に食べる分を収穫してます」

 

「なるほど~。

 ウチは、東側の窓の場所が空いてるんですが、そこでいけますかね」

 

「冬は日の出が東南東なので真東だと樹勢が弱くなるかもです。あと、窓。

 南東面の日射取得型の窓ならトリプルガラスでも育つことを実証済なんですが」

 

「やっぱり窓と方位が大事なんですね。部屋の日当たりを見て試します。

 植物の育成を考えると、土地によってできることが変わりますよね」

 

「えぇ。引っ越し前も野菜栽培をしてましたが、日当たりが悪くて。

 夏でも育ちがイマイチでしたので、日当り重視で土地を決めましたよ」

 

みたいな。

保守員さんと歳が近いので、やることも似るようです。

 

1階LDKからは庭の一坪菜園も見えるのですが、そのサイズ感も保守員さんと話題に。

 

「庭のあれ、玉ねぎですか?」

「ええ。早生20個と中生40個です」

 

「畑のサイズ、ちょうど良いですね。畑の外からも手が届くのがイイ」

 

「私は、もうちょっと広くしても良いかなって思ってるんですけどね。

 でも、今が手間が掛かり過ぎないサイズなのかもしれません」

 

「ネットのはキャベツ?」

「はい。キャベツと、あとブロッコリとカリフラワーです。

 他に塀沿いでネギとか。狭くても、一通り楽しめてますね」

 

「十分ですよ。兄のところは広くて、雑草が多くて苦労してるんです。

 無理ない範囲でゆっくり広げるのがよいですよ」

 

「確かに。そういえば最近"一坪菜園"って言い方があるみたいです。」

 

「一坪ですか。手軽にやるなら、そのサイズに落ち着くかもですね。

 土地が良くて朝から日が当たれば、一坪でもたくさん育ちますもんね」

 

みたいな。

自然光の植物栽培は「やっぱり土地が大事だよね」という話になったので、そういえば土地探しの時は何を考えていたっけ、と4年前のことを振り返ってみることにしました。

⇒実は、ちょうどハウスメーカが「ここがよかった土地選び」というイベントを開催していまして、ついでにそれにも乗ってしまおうと考えたわけです。

土地選びの振り返り

我が家は2021年に土地を決めました。土地については既にブログの「注文住宅シリーズ」でも振り返っています。

が、これはあくまで2022年の設計中の振り返りでした。今回は、実際に住んで2年経過しての振り返りをしておきましょう。

 

上の過去記事にも書きましたが、我が家は一般的には悪手といわれる「ハウスメーカ決定前に土地購入」というパターンでした。このため、土地検討は建築プロ目線ではなく、自分たちで以下4つを重視して、不動産屋さんに条件を出したのです。

ハザードマップから外れている
・駅からの徒歩距離 (10分以内が望ましい、~15分程度)
・南側に日照があること
・静かな場所(線路、大通りからの距離)

2021年のコロナ禍の土地探しは紆余曲折あったのですが、ようやく3ヵ月目に「ここだ!」と思える場所に出会いました。先の条件と照らし合わせると、

ハザードマップから外れている

→〇: 浸水被害0cm地区


・駅からの徒歩距離 (10分以内が望ましい、~15分程度)

→〇 :JRと私鉄(少し遠い)の2路線可

 

・南側に日照があること

→△:南側に日照はあるが、方角は南東に振れている

 

・静かな場所(線路、大通りからの距離)

→〇:大通りから3本隣

 

と、だいたい合格点。唯一の△が、南側の日射です。

 

ただし方角は、元々が近くの南西向けの土地を紹介された経緯もあり、それに比べれば南東のが良いと考えていました。なにより、日の出の朝陽が入る見晴らしのよいロケーションに惹かれました。

方角の振れは、ハウスメーカと家の配置を考える際に色々と悩むことになったので、やはり土地購入より先にハウスメーカを決めた方が安心ですね。

 

その後、家の方は設計士さんが頑張ってくださり、土地に合った家を建ててくれました。で、そこに実際に2年住んでみての感想ですが、懸念だった南東向きは全然アリ。

特に一坪菜園をする場合、多くの野菜は午前にしっかり陽が当たることが大事なのですが、これが南東向きだと比較的容易に実現できるのです。夏は午後の日差しがむしろデメリットになり、プロは遮光ネットを掛けたりするのですが、それも家の影ができる所は自然にできてしまうのが南東向きの土地。野菜作りにここまでハマるのは想定外でした。

そして採光の観点でも、午前は南東からの光が入り、午後は南西からの光が吹抜け窓を通して届くため、長く明るい暮らしが実現できています。

また、冬は日の出から朝陽が入るので、今の時期は朝に1時間エアコンを入れて7:30に止めています。この、朝から部屋が暖まりやすいのも、嬉しいポイントです。

 

南東向きのデメリットとしては、日射取得&遮蔽と、太陽光発電でしょう。

ここは、南東/南西の両方に日射取得型の窓を付けたり、家の形を工夫したり、シャッターやシェードの日射遮蔽装置が必要になりますので、家のコストアップになりますね。ここが許容できるかどうか。

 

もう1つは太陽光発電で、どうしても真南に比べると南東向きは総発電量が少なくなります。これもコストに関わってきますね。

ただ太陽光発電も、暮らし方によって最適は変わります。我が家は、多くの電気を使う洗濯乾燥や食洗器を午前に回し、お昼前からエコキュートが動くため、朝からガンガン発電してくれる南東向きが電気を無駄なく使えます。(このあたりは冬至の記事で詳しく)

蓄電池を付けたら総発電量の方が大事になるかもですが、蓄電池がまだ無い現時点では、南東向きの太陽光はむしろメリットすらあります。

 

まぁ、土地の良し悪しは前述の4点だけで決められるものでは無く、ご近所付き合いだったり、歩いて2〜3分の距離にスーパー・コンビニ・ドラッグストアがある利便性だったりも大きく影響するのですが、そのあたりが問題ないのも不満が無い理由なのでしょう。

そんなこんなで、「2年過ぎた今でも、今の土地で良かった」と振り返っておきます。

 

さて、最後にハウスメーカの「ここがよかった土地選び」というお題に対して、定番の「全部」ではなく、あえて1点をあげるとしたら・・・

野菜栽培にハマる暮らしができたこと

としておきます。

そんな野菜苗を放っておいて、明日から山形へ雪山&スキー旅に出かけちゃうんですけどね…。

 

お決まりのハッシュタグを書いて終わります。(ヤマト住建の公式アンバサダーになった経緯はコチラ

 

#ヤマト住建公式アンバサダー

#ここがよかった土地選び