11月頭に新潟の山へ行きました。と言っても、いつものガッツリ登山ではなく、年配の両親と一緒にゴンドラやロープウェイを最大限に活用したお手軽な散策です。今年は紅葉の当たり年で、苗場・八海山・奥只見で見事な紅葉が見られましたので、備忘録までにブログ記事を書いておきます。
─ 目次 ─
ロケーション
今回は新潟の3つの紅葉ポイントを巡りました。ここでは最初に訪れた苗場のロケーションを紹介します。
苗場山は新潟県南魚沼郡湯沢町にある標高2,145mの山で、4年前の夏の宿泊登山では高層湿原の山頂で神々しい夕焼けを見ることができました。

紅葉シーズンに賑わう苗場-田代ゴンドラ(通称ドラゴンドラ、松任谷由実さん命名)は、この苗場山まで届いているわけではありません。ドラゴンドラは苗場スキー場をベースにしていますが、苗場スキー場は実は筍山(標高1,790m)にあります。そして、ゴンドラ山頂駅は田代湖(カッサダム)止まり。苗場山に一番近いリフトは、田代湖の西にあるかぐらスキー場 第5ロマンスリフトで、コイツは標高1,845mまで上がれます。
残念ながら、このロマンスリフトは秋に運用しておらず、紅葉シーズンは使えません。紅葉シーズンに使えるのは、かぐらスキー場の田代ステーション~田代湖を結ぶ田代ロープウェイ、ドラゴンドラ、あとは小規模なパノラマリフトと、らくらくリフトのみです。
ということで、今回はドラゴンドラで1,436mまで登り、山頂を散策して、らくらくリフトと田代ロープウェイで田代ステーションまで下りるルートで山歩きしてみました。
田代ステーションから苗場スキー場までは無料のシャトルバスがあるので、帰りも楽ちんです。
苗場~田代湖
ドラゴンドラは紅葉時期の行列がヤバいと耳にし、早めに苗場スキー場に来てみました。が、ゴンドラ運転が始まる9時には既に長い行列。9時過ぎに着いた我々が実際にゴンドラに乗れたのは10時半でした。噂通りの活況ですね。行楽行脚で後ろに予定がある人は、9時前に来ることをおススメします。
で、待ちに待ったドラゴンドラに乗ってみると・・・メチャ紅葉してるぅ!!

いや~、待った甲斐があったというものです。
ちなみにゴンドラは全長5,481mで、紅葉の上空を25分かけて進みます。その間、川を跨いだり、谷を越えたり、いろんな角度で紅葉を楽しめるようになっています。ゴンドラは標高921m→標高1,346mまで高低差425mをグイグイ上ってくれまして、4年前の苗場山の暑かった登りが嘘のようです。
11月に入ると紅葉ピークは麓付近で、二居湖が見える高度まで上がると葉が落ちた木々が増えてきます。代わりに、対岸には5年前に登った平標山の紅葉の帯が見えてきます。

麓と山腹の両方を楽しめる、良いタイミングに来られました。
ゴンドラを下りた後の山の散策ですが、あろうことか苗場山をバックにした写真が家族写真ばかりということに後で気づき、残念ながら割愛です…。
帰りは田代ロープウェイ。こちらの紅葉も見事です。

このロープウェイにも飽きさせない工夫がありまして、それは床に設置された2つの「シースルー小窓」。

なんと、足元の紅葉まで楽しめる造りになっています。ドラゴンドラに比べると人が少な目でしたが、この田代ロープウェイもおススメです。
八海山
午後は苗場山の北北東にある八海山へ。新潟県南魚沼市にある標高1,778mの霊山で、ここにもロープウェイがあります。山麓駅(標高376m)から山頂駅(標高1,147m)まで771mを一気に上ってくれます。

ロープウェイの山頂駅から5分ほど階段を登ると展望タワーがあり、そこからの紅葉が見事。展望タワーから避難小屋越しに、ゴツゴツの八海山の山頂が見えます。山頂駅からリアル山頂まで標高差は600mで近くに感じますが、八海山は八ッ峰と呼ばれる岩峰が連続したクサリ場があり、高難度ルートだったりします。今回は下山中の登山パーティと会いまして、やはり皆さんヘルメットを着用してました。私もいつか登ってみたい。
午後は雲が増えてきてしまいましたが、南魚沼方向を見ると紅葉の先の雲の合間から光が差し込んでいました。

これまたラッキーなタイミングに来られました。
奥只見湖
2日目は八海山の東にある奥只見湖へ。奥只見シルバーライン(無料)を通ったのですが、そのトンネルの長いこと! 全長22kmのうち約18kmが曲がりくねったトンネルという面白ドライブでした。
トンネルを抜けた先の奥只見湖は満水時標高750m。日本最大の一般水力発電所で、首都圏の電力需要を賄ってくれているありがたい湖です。
この奥只見には遊覧船があり、奥只見周遊コースに乗ると湖全体の紅葉を見て回ることができます。

うむ、船から眺める紅葉もいいな。
遊覧船は席に座ってゆっくり眺められるのですが、紅葉を堪能するならデッキがベスト。

もう紅葉が鮮やか過ぎて、昨日から写真撮りまくりですね。
遊覧船はグルーっと湖を周ったあと、最後に滝ゾーンで停止してくれました。

いくつもの滝と、その合間を埋めるような紅葉。今年は台風の上陸が例年に比べて少なかったことから落葉が少なく、そのおかげで紅葉の当たり年になったと聞いていましたが、噂に違わぬ絶景でした。来てよかった。
おまけ
奥只見湖の後は湯沢に戻り、新潟前すし処 大寿司へ。大将おまかせ握りに、アラカルトで好みの寿司を追加してみました。

これがホント旨い! ネタは日本海から、シャリは当然コシヒカリ。新潟地場の新鮮なネタを存分に味わえました。
その後は、帰り道の途中にある赤城山(標高1,828 m)へ寄り道。

赤城神社は駐車場から遊歩道が伸びていて、大沼湖畔を散策できます。ただ、写真の赤橋はメンテ中で渡れませんでしたので要注意。
神社も標高1345mと高所にあり、綺麗な紅葉が楽しめました。

今まで赤城山は登ったことが無かったのですが、駐車場もあるし登山し易そう。よし、いつか赤城山も登るぞ~!