空と山と暮らし

パラグライダーと山歩きの記録、ときどき家と暮らし

樹氷の蓼科山を歩く

2月1日に、今シーズン3回目となる雪山登山で蓼科山を訪れました。 事前の天気予報では、午前が強風のC判定。撤退も覚悟しての山行でしたが、当日は天気が好転してくれました。山頂直下では見事な樹氷に出会うことができましたので、今回はその様子をレポートです。

─ 目次 ─

ロケーション

蓼科山(たてしなやま)は、長野県茅野市と立科町の境に位置する、標高2,531mの山。「諏訪富士」の別名を持つ美しい円錐形の山容で、日本百名山にも選定されています。 八ヶ岳連峰の最北端に位置しており、登山前日には富士見パノラマスキー場から、北にそびえ立つ姿を偵察することができました。(写真左端)今年は東北や北陸で近年稀に見る大雪となっていますが、八ヶ岳は平常通り、むしろ雪が少なめに見えます。

蓼科山へのアプローチは主に4つ。北の七合目(一の鳥居)ルート、東の大河原峠ルート、西のすずらん峠ルート、南の竜源橋ルートです。蓼科山に登るのは4回目ですが、今回は初となる「すずらん峠ルート」を歩いてみました。

すずらん峠園地~蓼科山頂

スタートから山頂直下までは樹林帯が続きます。雪を纏った木々が風を遮ってくれたおかげで、強風予報が嘘のような微風に。想定外に静かな山歩きを楽しめました。時おり現れる洞穴に目を向けると、雪の結晶がキレイに成長していました。幸徳平を過ぎると、急な登りと強烈な日射で暑さを感じるほど。汗をかいてはマズいと、ダウンを脱いでの山歩きになりました。

山頂に向かって歩みを進めると、早朝に雲が掛かっていた辺りから綺麗な樹氷が出現。青い空と白い木々のコントラストの、なんと美しいこと…!

山頂の直下まで来ると樹林帯が終わり、ゴロゴロ岩が増えてきます。樹林帯を抜けて山頂に出れば強風が襲ってきますので、ダウンを再装備。

最後にプチ鎖場を通って蓼科山頂ヒュッテへ。8年前に泊りでピアノを弾いた思い出深い山荘なのですが、今は冬季休業中です。懐かしいなぁ。

山荘から蓼科山山頂はすぐ目の前。山頂は予報通りの強風でした。無事に辿り着けて良かった~。

蓼科山のお鉢巡り~蓼科山頂ヒュッテ

では蓼科山の山頂を時計回りにお鉢巡りしてみましょう。

夏は溶岩の石が多くて歩きにくいですが、冬は雪のおかげで少し歩きやすいです。南端に来ると西端にある蓼科山展望盤が見えてきました。

南端から西端の蓼科山展望盤までは、歩きやすい締まった雪を快適に歩けます。蓼科山は単独峰で360°の眺望が楽しめるのですが、山頂が広すぎて西端からは東側の山々が見えません。そのためか、山名盤に東側の山名は書いてありません。そして、まともに西風をくらう西端の蓼科山展望盤の場所は、今日一番の爆風でした。

ここで一旦お鉢の外周から外れ、山頂の中央にある蓼科神社の奥社へお参り。今更ですが、安全登山を祈願です。参拝を終えたら再び蓼科山展望盤へ。そしてお鉢の北側へ向かいます。

北端では、星のようなセダムを見ることができました。北から東側は雪が閉まっていない箇所が多く、半分潜りながらの移動。北東側を歩くならワカン推奨です。

そして東端へ。再び蓼科山頂ヒュッテが見えました。では下山です。今回はピストンなので復路は往路と同じ。

途中に上下反転したヘンテコ指導標がありました。もしかしたら昔は指導標の反対側に道があり、今の道に切り替えた時にひっくり返したのでしょうか。そして、すずらん峠園地駐車場に帰還。お疲れ様~。

おまけ

スズラン峠に下山した後は、車で約20分の「尖石温泉 縄文の湯」へ。名前の通り、ご近所に尖石縄文遺跡があります。縄文時代の先輩方も温泉に入ったのかもしれません。

泉質はナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉。サウナ付きで600円/大人とコスパ高です。

 

さて、今回は下山が早かったため、登山後定番の肉補給は自宅でステーキになりました。ということで、ここでは前夜に諏訪湖の湖畔で食した夕食のことを。

 

土曜にスキーを終えて諏訪湖の周りで夕食を食べる場所を探していると、テンホウというラーメン屋さんに行列ができているのを目撃しました。これは美味しいに違いない。

登山前日がラーメンならカーボローディングになるなと、お店に飛び込みました。ベースとなる各種ラーメンに、好きなトッピング(16種類!)を加えていくスタイルで、これ以外におつまみメニューも豊富。炭水化物以外も取りまくりでしたが、美味しかった~。

今回の山歩きの詳細記録はこちら。