空と山と暮らし

パラグライダーと山歩きの記録、ときどき家と暮らし。

夏野菜'24-① 屋内で畑の準備

今年は2月19日が二十四節気の雨水の日。雪が雨に変わり水になる日ということで、草木が芽生える頃合いです。我が家は、まだ秋冬野菜のネギ、玉ねぎ、レタス、カブ、ブロッコリ、キャベツ、ほか葉物系を育成中ですが、夏野菜向けにカルス NC-Rで土壌改良中のエリアが仕上がりつつありますので、そのスペースに合う量の種まきを始めることにしました。今回はそのことを備忘録に書いてみます。

また、今年はブログで夏野菜の育成シリーズを書く予定で、今回がその第1回目の記事になります。

─ 目次 ─

種の発芽管理

2023年は夏野菜として、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラをメインに育てたのですが、去年は引っ越しが3月末でしたので種からの育成は間に合わず、苗を購入して栽培しています。今年は時間がたっぷりありますので、種から苗を育ててみます。

プロの農家さんの苗づくりは、発芽庫やハウスで大規模管理することが多いですが、家庭菜園ではそこまで大量に作りません。かといって、ハウスを作らず外庭の片隅で育てるにはまだ寒い。ということで、高気密高断熱の住宅が冬でも発芽に適した室温22℃で安定させられるメリットを活かして、室内で発芽管理に挑戦です。窓際は日射が弱く徒長する可能性がありますが、我が家は南面に日射遮蔽タイプ窓ではなく日射取得タイプの断熱窓を設置しましたので、そこそこの日射は得られるはず。もし失敗しても苗を買えばいいだけですので、ダメもとで種からやってみましょう。

 

今回は夏野菜の話なのですが、先行してミカンの実生苗の育成を始めていますので、まずはそちらの状況から。

家康手植の蜜柑

こちらは2月初旬に先行して始めたミカンの苗。

お正月に静岡へ帰省した時に頂いた駿府公園の「家康手植の蜜柑」の種で、品種は「ほんみかん」。ミカンを食べた時に種がありましたので、それを発芽させてみました。大きくなったら庭木にしようと妄想しています。

無事に芽は出てくれましたが、余っていた腐葉土に種を撒いてしまったので、苗向けの土としては微妙です。ということで安全を見て、苗に適した赤玉土バーミキュライトを鉢に追加ブレンドして、室内管理で様子見です。温度管理は問題なさそうですので、夏野菜も同じ環境で苗管理していきます。

夏野菜マップ

今年の家庭菜園は、昨年の野菜たちの葉っぱの茂り方をふまえて、庭の夏野菜ゾーンに以下の苗を植える計画です。

一番背が大きくなるキュウリとミニトマトは2苗ずつ畑の一番北側に植えて、ツタが通路の上の空間を利用できるようにしています。次にナスが大きく育ちますが、今年は高さ調整して適度なサイズで2本を育てる予定です。その次に大きいのがピーマンで、去年は1本で二人暮らしに余るくらい採れましたので、今年も端に1本のみにしています。オクラは密集栽培ができますので、ギュッとまとめて5本を植える予定です。ミニトマトは切った脇芽も時間差で育てられますので、そのスペースもトマトの間に確保しました。菜園は、東(右手)は水やり少な目ゾーン、西(左手)は水やり多めゾーンに分けてあります。これ以外に果樹ゾーンにロロンカボチャを植える予定です。

この計画ですと、植え付けはキュウリ2+トマト2+ナス2+ピーマン1+オクラ5+カボチャ3=計15ですので、100均の3x4マスポッドに1列追加して3x5=15マスのポッドを作り、そこに種を植えることにします。

種まき

土は苗用に赤玉土60%:腐葉土30%:バーミキュライト10%を混ぜています。これをポッドに均して、種を植えていきます。

1枠に2-3粒づつ入れていますが、植えてしまうとどこに何があるかわからないですね。どの枠に何の種が入っているか分かるようにメモ用紙に記載して貼り付けてておきます。

 

そしてもう1つ、ホームセンターで種まき用のロックウール ブロックが安く売っていましたので、試しにこちらにも種を植えてみました。

こちらは種が見えますので、何を植えたか分かりやすいです。土とロックウールのどちらが勝つか未知数ですが、いずれか良く育った方を庭に植えます。

 

これを窓際へ設置。芽が出るまでは、直射が当たりにくい奥の場所に置いています。

 

・・・とりあえず3日経過して芽が出てきました。

同じ種でスタートしていますが、初動はロックウールが明らかに優勢。しばらく様子見してみます。

ちなみに明日からの3連休ですが、今夜から雪山に出発予定で丸々3日は放置状態になります。水を多めにあげて出発しますが、うまく持ちこたえられるかな?

 

夏野菜の育成シリーズ②に続く。