空と山と暮らし

パラグライダーと山歩きの記録、ときどき家と暮らし。

2023年の飛び初め

2023年1月21日に朝霧へ行き初飛びしました。新ハーネスにも慣れてきて、のんびりフライトできましたが、少し試したことがありますので、今回はそのことを。

─ 目次 ─

いつもの朝霧

冬らしい快晴で10時まで少し北風が残る朝霧でしたが、南風が入り始めると次第に良いコンディションになり、皆さん続々フライトしていきます。

テイクオフのチェック用の動画を撮り終え、そろそろ私も行こうかと準備し始めますが、今日は一つテストがあります。それは空撮。

自動撮影?

最近のフライトは、フロントコンテナにGPSバリオとXC Trackと万が一の方位磁石のお手軽3点セットを設置して飛んでいます。このうちXC Trackはスマホで動作させていますので、そのスマホで冬の空撮もできるのではと考えました。もちろん、GoProなどをヘルメットに付ければ動画を撮れますし、それを切り抜けば写真を取り出すこともできます。ですが、あまりフライト時の機器を増やしたくないという思いもあり、既存のスマホでできるならそれで済ませたいな、と。

夏であれば一時的に手袋を外して撮影できるのですが、冬にそれをやるのはシンドイです。ということで、MacroDroidという無料アプリをインストールして、一定間隔で自動撮影するようにしてみました。コンテナはこんな感じです。

MacroDroidの設定で、新規マクロの作成を選び、フロントとリアの2つのカメラで3分間隔で写真を撮るように設定してみました。

空撮結果は

テイクオフでカメラ位置の微調整などに手間取りましたが、セッティングがすべて終わりフライトへ。サーマルの出も良く、いつものルートで西富士経由で稜線を往復しました。高度2,000mまで何もしなくても上がるコンディションで、最も上がった人は2,300m位とのこと。やっぱり冬の朝霧は良いですね。

ランディングしたあとは、マクロが正しく動いているかをチェック。問題なさそう。そして写真をチェックしてみると

・・・あれ、角度が微妙。

コンテナにつけて前と後ろを撮ったつもりでしたが、ほぼ真上(上の写真)とハーネスのアップ画像(貼り付ける価値もなし)という状況。景色が全く写らない残念な結果となってしまい、空撮は次回にリベンジになったのでした。

ただ、フロントコンテナのスマホ取付角度を微調整するのは複雑な機構を付けたくないこともあり、少し考えないといけません。これは・・・うん、GoPro付けた方が楽だな。